バイナリーオプションの「権利放棄」


バイナリーオプションは、例えば通貨が銘柄になっている場合は「いま1ドル100円の通貨が、2時間後に120円よりも上になっているか、下になっているか」を予測して投資をしていきます。
この予測が当たれば配当金を受け取ることで利益が得られ、予測が外れれば投資していた金額が没収をされてしまいます。

このような取引きルールになっているバイナリーオプションですが、この仕組みは、実は通貨の売買予約の権利を買う、という事によって成り立っています。

例えば、先の例で1ドル100円の為替レートがあり、このレートが2時間後に200円まで値が上がるという予測があったとします。
これに対して、2時間後に100円でドルが買える権利を買っておき、実際に2時間後にドルが200円に値上がりした時に、この権利を施行してドルを100円で買えば、本来は200円でなくては買えないドルを100円で買うことができることになるため、利益を作ることが出来ます。
これに対して逆のパターン、1ドル100円の為替レートで2時間後にレートが200円まで上がるという予測があり、それが外れたパターンでは、同じように2時間後に100円でドルが買える権利を買ってしまっていて、実際には2時間後にドルが50円にまで下がってしまうことになるため、この権利を放棄してしまうのです。

こうした取引きの形式をベースにして、バイナリーオプションは成り立っています。この基本的な仕組みを頭の中に入れておくと、バイナリーオプションの様々な場面で役に立つかと思いますので覚えておいて損はないでしょう。

また、このような取引きの形であるために、バイナリーオプションの取引業者の設定にもよるのですが、投資を行ってから期間満了になるまでの間に、「権利放棄」や「途中清算」といったものを持っている業者もあります。

これを使うことにより、バイナリーオプションではその取引きルール上、行うことがなかなか難しい「損切り」を行って損失を抑えることが出来ます。
例えば為替レートが上がると予測して投資をしたものの、投資を行った途端にレートがどんどんと下がっていき、投資期間満了の頃には間違いなく自分の予測が外れるだろう、というようなケースがあったとします。
通常のバイナリーオプションでは、あきらめて期間満了を待つしかないのですが、さきの権利放棄が出来るのであれば、これを待たずして投資を取りやめ、投資した金額の幾らか分を戻してもらうことが出来るのです。

この機能をさらに推し進め使うことにより、損切りではなく手前での利益確定をすることもできます。
例えば、設定条件の価格よりも上になると予測して投資を行い、その後、予測の通りに為替レートが推移。
今は設定条件の価格を馬話待っているものの、期間満了の手前で相場の動きが怪しくなりはじめて、反発していくような気配が見て取れた場合などは、途中売却が出来るのであれば早めに権利放棄をし幾らかの利益を確定させることもできます。

これにより、バイナリーオプションでも積極的に利益確定や損切りを行うことができるため、より戦略的な投資取引が行えますので、取引業者をこれから選ぶのであれば、こうした点も確認しておくとよいでしょう。